睡眠の質いいですか?
皆さん、こんにちは
今日は食生活で睡眠の質を上げ、身体をリセットする方法をご紹介します。
朝の目覚めは、体調のバロメーターと言われています。
☑何回もアラームをかけないと起きられない。
☑朝疲れが残っている。
☑なんだかだるい、さむい
☑朝の排便が上手くいかない
☑お腹が空っぽな感じがしない
思い当たる方は、身体のリセットが睡眠中に出来ていないかもしれません。
寝ている間に体内では臓器の修復な脳内の更新が行われていますが、夕食と睡眠のタイミング次第で「消化と修復/更新」が混ざり双方とも上手くいかなくなることから
睡眠の質が下がり次の日に疲れを持ち越したり、不調のまま朝起こることになるそうです。
健康の為に食事の内容や食事量わ調節している方も多いと思いますが、健康維持のための食生活では食事のタイミングも大切になってきます。
なぜ夕食と睡眠のタイミングが大切なのか、それは私たちの五臓六腑(内臓・体の全て)それぞれに働く時間帯があるからです。
中国最古の医学書《黄帝内経》には、子午流注(しごるちゅう)という臓器と気のリズムが示されています。
23:00〜1:00〈子の刻〉
胆経。消化に関係。胆汁の新陳代謝が盛んになる時間帯。
この時間に睡眠を取っていると翌朝、頭も体もスッキリとした目覚めができます。
1:00〜3:00〈丑の刻〉
肝経。血液に関係。活動や思考のためにも重要な血液。全身の血液が集まり新鮮な血液にして送り出します。
眠る直前までお酒を飲んでいると、その解毒に時間がかかってしまうので注意が必要です。
3:00〜5:00〈寅の刻〉
肺経。肺・全身の気血に関係。肝からの新鮮な血液を全身に送ります。
季節に合わせた日の出と共に目覚めて深呼吸をすると、気持ち良い一日が迎えられます。
5:00〜7:00〈卯の刻〉
大腸経。消化に関係。この時間帯に排泄ができるのが理想。朝食までの時間でその活動を休めることができます。肺・皮膚の健康につながります。
体内では、私たちが眠る間にこのようなことが行われていますが、忙しかったり楽しくなったりという理由で
寝る直前まで飲食をして眠ってしまうと消化もしっかりできないばかりか、こういった体の修復もしきれず翌朝の不調につながってしまいます。
睡眠の質が上がり体をリセットできる理想的な5つの食養生
●寝る前の2・3時間前には食事とお酒を終える
●食べた後のうたた寝をしないようにする
●消化に時間のかかる動物性の食材を少量にする
●腹八分目を心がける
●口の中の固形物がなくなるまでよく噛む
この全てが理想ですが、どうしても夜遅くまで食べてしまう時には「動物性の食材を控える/腹八分目/よく噛む」を心がけ、
遅くまでお酒を飲む際は食べることを控える、というようにできることから優先順位を決めて養生すること。
私たちの体の血肉・エネルギー・モチベーションの元となる食事を自分の健康のために考えていくことを大切に12月も乗り切りましょう♡