下腹が凹まない原因って?
皆さんこんにちは。インストラクターのKahoです。
今日のテーマは、『下腹が凹まない』について!
お客さまからのご相談件数が最も多いのがこちら。女性だと特に気になる部分ですよね。
「週に〇回も運動しているのに下腹が凹まない」という切実なお悩み。
運動での改善を諦めて美容外科での痩身治療、○○だけダイエットなども試したけど効果がなかった、、と諦めてしまっている方多いのではないでしょうか?
中には下腹を凹まそうと腹筋運動をひたすら繰り返した結果、胴回りが太くなってしまった方もいらっしゃるようです。
とても悲しい話ですが、他人ごとではありません。加齢とともに下腹が膨らんできたなと思ったら以下のとおり対策してみましょう。
まず、女性の場合下腹が凹まない多くの原因が「骨盤の過度な前傾」から生じる「内臓の下垂」です。
日本人の骨盤は前方10℃前傾が平均と言われていますが、女性は男性との骨盤形状の違いから高い確率で15℃以上前傾するようです。
男女の骨盤形状の違いとは「恥骨下角」の違いです。
子宮の存在しない男性は太腿の付け根が骨盤の内側に付着しがちですが、子宮が存在する女性の場合は概ね太腿の付け根が骨盤の外側に付着します。
そのため男性よりも女性の方が鼠径部の可動域が広く開脚動作などに長けていますが、その分前後傾のバランスを崩しやすいと言えます。
幼少期や学生時代はライフスタイルに運動が組み込まれていますが、成人すると運動の機会を失いがちです。
その中でもデスクワークがメインの女性は骨盤の過度な前傾が起きやすく、さらに運動習慣がない場合骨盤前傾姿勢が固着してしまいます。
こうなると腹筋が収縮することを忘れてしまい腹圧は低下、最終的に内臓の下垂を引き起こしお腹の内側から押し出されるように下腹が出てきます。
☆ではどのように予防すれば良いのでしょうか。
選択肢は複数ありますが、もっとも実践的で効果的な方法をピックアップしてお伝えします。
予防法は「立ち姿勢の際に足を揃えて膝を伸ばして立つ」です。
なんだそんな簡単なことか、、と思われた方が多いと思いますが、実際にはこれができていないために骨盤が前傾してしまう方がほとんどなのです。
まずは騙されたと思って実践してみてください。
膝を強く伸ばすことで下腹部と臀部がキュッと引き締まることを実感できるはずですよ!